オーストラリア の次戦
イングランド 対 オーストラリアオーストラリア 対 南アフリカ
オーストラリア対南アフリカ テストマッチ 2026
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この試合の核心
オーストラリアは南アフリカを42―38で下した。中心の問いは、71分以降に南アフリカが21点を挙げた試合で、どの得点区間がオーストラリアの4点差勝利を支えたのか、である。答えは、17―17から42―17へと広げた39分から64分までの25点である。この余裕が、終盤の追い上げを受けても最終結果を残した。
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試合全体像
オーストラリアは序盤に3―10とされたが、前半のうちに同点へ戻し、24―17で折り返した。勝敗の骨格になったのは、前半終盤から後半半ばにかけての得点である。39分以降、オーストラリアはリードを広げ、64分にはこの試合の最大となる25点差を築いた。
ただし、後半の得点だけを見ると南アフリカが21点、オーストラリアが18点で上回った。南アフリカは71分から80分までに21点を返し、最終差を4点まで縮めている。ハリー・ウィルソン主将も最後の10分を混乱した時間だったと振り返った。オーストラリアにとっては大差で終えた試合ではなく、築いた点差を最後まで使い切った勝利だった。
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この試合の核心
ニュージーランド戦勝利の先発から13人を替えた南アフリカは、平均得点40.6のオーストラリアを相手に、改編された布陣で連勝を4へ伸ばせるか。
プレビュー本文
南アフリカは直近5試合で4勝1敗、オーストラリアも4勝0敗1分で、ともに勝率0.8。パースでは過去10戦が4勝4敗2分と拮抗する。
パースで交差する高得点の流れと均衡した失点水準
9月27日(日)18時30分、日本時間で始まるオーストラリア対南アフリカは、直近5試合の平均得点がオーストラリア40.6、南アフリカ32.8という攻撃的な結果を背景に持つ。オーストラリアは日本戦で56-17、イタリア戦で57-10と大きく得点し、直近もアルゼンチンと28-28で引き分けた。一方の南アフリカはニュージーランドとの直近3戦を33-26、29-24、43-28で制している。
ただし平均失点はオーストラリア21.6、南アフリカ22.2と0.6点差しかない。試合を開かせる側だけでなく、相手の連続攻撃をどこで断つかが80分の得点推移を左右する。パースでの対戦成績も4勝4敗2分で、2024年の同地では南アフリカが30-12で勝った。通算97戦では南アフリカが53勝、オーストラリアが41勝、引き分け3回である。
大幅変更の南アフリカと、直前にLOを替えたオーストラリア
南アフリカの最大の論点は、43-28でニュージーランドを破った先発から13人を変更し、エベン・エツベスとイーサン・フッカーだけを残した選択にある。結果を出した試合の並びを維持するのではなく、オーストラリア向けに構成を変えた。ラシー・エラスムスHCも、オーストラリアはニュージーランドとは異なる脅威を持つため、今回の選手構成が適しているとの見方を示している。
HB団には、負傷から戻ったハンドレ・ポラードと、2023年8月のアルゼンチン戦以降に代表から遠ざかった時期を経て復帰したハーシェル・ヤンチースが入る。ヤンチースは26キャップ目を迎える予定であり、新しいHB団が試合序盤からどのようにテンポを整えるかは、13人変更の成否を測る場面になる。ピーターステフ・デュトイとダミアン・デアレンデは、過去数か月の出場負荷を考慮して遠征スコッド外となった。主将にはCTB12のアンドレ・エスターハイゼンが就き、代表史上68人目の主将として初めてチームを率いる。
オーストラリアも固定された準備だけで当日を迎えるわけではない。ジョシュ・カナムが軽度のハムストリング負傷で試合前日に離脱し、ルカン・サラカイア=ロトが先発LO、ラクラン・ショーがリザーブへ回った。さらに、練習中に肩を亜脱臼したチャーリー・ケイルは手術が必要となる見込みで、2026年の残り試合を欠場する見通しだ。ケイルの離脱後にはニック・チャンピオン・デ・クレスピニーも追加招集された。
それでもオーストラリアには、2026年の全テストマッチで先発を続けるライアン・ロナーガンと、2試合連続でHB団を組むベン・ドナルドソンという継続性がある。ハンター・パイサミとレン・イキタウのCTB先発コンビも13回目だ。南アフリカの刷新と、オーストラリアの部分的な再編。その差は、開始直後の連係だけでなく、終盤にFW6人、BK2人を置くオーストラリアのリザーブ運用にも表れる。
HB団、センター、バック3に集まる視線
ライアン・ロナーガンとベン・ドナルドソンは、オーストラリアが直近5試合で4勝1分を積み上げた期間の継続要素である。対するポラードとヤンチースは今回が新しいHB団となる。南アフリカは3連勝中だが、43-28で勝ったニュージーランド戦から先発を大きく入れ替えたため、両HB団が序盤の試合運びに与える差は大きい。
センターでは、13回目の先発コンビとなるパイサミ、イキタウに対し、主将エスターハイゼンがCTB12で先発する。主将として初めて南アフリカを率いるエスターハイゼンが、変更の多いチームをどのようにまとめるかは、スコアだけでは測れない焦点となる。エツベスは147キャップへ代表最多記録を更新する予定で、リザーブのジャスパー・ヴィーセも出場すれば50キャップに達する。
オーストラリアではジョセフ=アウクソ・スアアリイが代表戦で初めてWTB先発となり、トム・ライト、マックス・ジョーゲンセンとバック3を組む。アラン・アラアラトアは先発PRで94キャップ目、ハリー・ウィルソンが主将を務める。経験豊富な先発と初のWTB先発を同居させるオーストラリアが、平均得点40.6という直近の数字をパースでも再現できるか。南アフリカが2022年9月以降の対戦6試合で5勝してきた流れを保つか。その答えは、両軍の新旧の組み合わせが機能する80分にある。
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