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アルゼンチン 対 オーストラリア

プーマ・トロフィー オーストラリア代表 アルゼンチン遠征 2026

終了

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21–27WIN

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Estadio 23 de Agosto, San Salvador de Jujuy

この試合の核心

54分、トム・フーパーが挙げたトライが、オーストラリアを21-22の1点差から21-27へ押し出した。アルゼンチンは51分にボリス・ウェンガーのトライとサンティアゴ・カレーラスのコンバージョンで追い付き、試合を振り出しに戻す寸前まで迫った。しかし、オーストラリアは序盤に築いた優位を手放さず、4トライ対3トライでPuma Trophy 2026を制した。6分のブランドン・パエンガ=アモサの先制から一度もリードを譲らなかった点が、21-27という6点差以上に試合の構造を物語る。

Tryline 編集部無料部分で約2分レビュー

レビュー本文

試合全体像

オーストラリアは開始11分で12点を積み、アルゼンチンに追走を強いる展開をつくった。6分にブランドン・パエンガ=アモサ、10分にカーター・ゴードンがトライを奪い、ライアン・ロナーガンが11分にコンバージョンを決めて0-12。アルゼンチンは13分、ヘロニモ・プリシアンテッリのトライからサンティアゴ・カレーラスが得点を加え、7-12へ戻した。それでも19分のフレイザー・マクレイトのトライで、オーストラリアは再び差を広げた。

36分にはホアキン・モロがトライを返し、カレーラスのコンバージョンで14-19。アルゼンチンは前半終盤に得点差を5点まで縮めたが、40分のロナーガンによるペナルティゴールで、ハーフタイムは14-22となった。この3点は、後半にアルゼンチンがトライで迫った際、なおオーストラリアを前に残す余白になった。

後半の得点はアルゼンチンが7点、オーストラリアが5点で、数字だけを見ればホーム側が上回った。だが、51分に21-22まで詰め寄られた直後、オーストラリアはフーパーのトライで応答した。以後54分から80分まで両軍に得点はない。オーストラリアは試合の早い時間帯に4トライを重ね、最後は6点のリードを守り切った。一方のアルゼンチンは3トライすべてでカレーラスがコンバージョンを決め、追撃の局面で得点を取り切ったことが収穫だった。

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この記事の根拠
ラインアップ確認済み

得点推移

016320'20'40'60'80'
アルゼンチンオーストラリア
すべての得点・カード
アルゼンチンオーストラリア
6'Paenga-Amosa トライ
10'Gordon トライ
11'Lonergan コンバージョン
Prisciantelli トライ13'
Carreras コンバージョン14'
19'McReight トライ
20'Lonergan コンバージョン
Moro トライ36'
Carreras コンバージョン37'
40'Lonergan ペナルティゴール
Wenger トライ51'
Carreras コンバージョン51'
54'Hooper トライ
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この試合の核心

ハリー・ウィルソンを休養させ、ロブ・ヴァレティニを8番に置いたオーストラリアは、直近5試合平均得失点差14.2点の流れを、パブロ・マテーラ主将率いるアルゼンチンのバックローに対して初戦から持ち込めるか。

Tryline 編集部約4分プレビュー

プレビュー本文

シリーズ初戦で問われる得点ペース

8月30日(日)04:00 JSTに行われるプーマ・トロフィー2026の初戦は、ジュフイで始まり、第2戦はメンドーサに組まれている。2試合シリーズの入口で、オーストラリアは直近5試合平均41点、平均失点26.8点、平均得失点差14.2点。直近3試合でもイタリアに57-10、日本に35-32、56-17と勝っている。対するアルゼンチンは直近5試合平均30.6点、平均失点30点、平均得失点差0.6点で、ウェールズには35-21、スコットランドには33-24で勝利した。最大の焦点は、オーストラリアの高い得点ペースを、アルゼンチンが自陣から追いかける展開にせず、攻撃開始位置と局面数で抑え込めるかにある。

バックローとハーフバックが作る中盤の輪郭

オーストラリアはアラン・アラアラトアが主将を務め、休養となったハリー・ウィルソンに代えてロブ・ヴァレティニを8番で先発させる。6番トム・フーパー、7番フレイザー・マクライトと組むバックローは、シリーズ初戦で新しい構成の機能を示す場になる。一方のアルゼンチンは主将パブロ・マテーラを6番に据え、ベンハミン・グロンドナ、ホアキン・モロとともに先発バックローを形成する。中盤でのボール争奪と前進を巡り、両軍のバックローが連続局面にどう関与するかが、外側へ展開するための土台を左右する。

ウィルソン不在後のオーストラリアのバックローが、マテーラを軸にしたアルゼンチンの前進をどこまで止められるかが、この初戦の中心線となる。

先発ハーフバックにも、両軍の設計思想が表れている。アルゼンチンはシモン・ベニテス・クルスとサンティアゴ・カレーラスを起用し、ヘロニモ・プリシアンテリが15番で先発する。オーストラリアはライアン・ロナーガン、カーター・ゴードンを軸に、トム・ライト、マックス・ヨルゲンセン、アイザック・ヘンリー、ハンター・パイサミ、ハリー・ポッターを先発させた。ハーフバックが素早く外へ振るのか、バックローの前進を待って近い地点を使うのか。その選択が、両チームの攻撃開始位置と展開速度を決める。

前回シドニーでの対戦では、アルゼンチンが21点差を築いた後、64分にサンティアゴ・カレーラスがイエローカードを受けた。そこからオーストラリアはアンドリュー・ケラウェイのトライを含む終盤の得点で追い上げ、アルゼンチンは僅差のリードを守り切る局面を経験している。今回はその終盤の記憶だけでなく、開始から中盤までにどちらが自分たちのテンポを定着させるかが問われる。アルゼンチンの平均得失点差0.6点は、試合を小さな差で運ぶ必要性を示し、オーストラリアの14.2点との差は、リードを得た際に得点ペースを保てるかという比較材料になる。

注目マッチアップは司令塔と8番

実名で見るべきマッチアップは、先発ハーフバックのシモン・ベニテス・クルスとライアン・ロナーガンである。両者は攻撃の最初の受け渡しを担う構成にあり、バックローが前進した直後にテンポを上げられるか、次の局面を落ち着かせるかの判断が直接つながる。10番ではサンティアゴ・カレーラスとカーター・ゴードンが、その選択を外側の先発陣へ届ける役割を負う。

前方では、パブロ・マテーラとロブ・ヴァレティニの8人の攻防への影響が大きい。マテーラは主将として先発し、ヴァレティニはウィルソン休養後の8番として出る。両者の働きに、フーパー、マクライト、グロンドナ、モロがどう重なるかで、中盤の優勢は動く。オーストラリアはマイルズ・アマトセロが出場停止の残り2試合を消化中で、ゼイン・ノンゴアも負傷で不在だ。それでも先発を維持したアラアラトア主将の前5人と、後半に投入可能なビリー・ポラード、アンガス・ベルらが、シリーズ初戦の80分間でどのような厚みを作るかを見たい。

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