アルゼンチン の次戦
アルゼンチン 対 オーストラリアアルゼンチン 対 オーストラリア
プーマ・トロフィー オーストラリア代表 アルゼンチン遠征 2026
キックオフ予定この試合の核心
ハリー・ウィルソンを休養させ、アラン・アラアラトアを新主将、ロブ・バレティニを8番に置くオーストラリアは、直近5試合平均41点の攻撃を、パブロ・マテラ主将率いるアルゼンチンの先発バックローとの接点で維持できるか。
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初戦で問われる平均得失点の隔たり
8月30日(日)04:00 JSTに始まるこの試合は、アルゼンチンとオーストラリアによる2テストシリーズの初戦である。直近5試合では、アルゼンチンが2勝3敗、オーストラリアが3勝2敗。平均得点はアルゼンチン30.6点に対しオーストラリア41点、平均失点は30点と26.8点で、数字上はオーストラリアが攻守両面で差をつけている。 アルゼンチンは直近3試合でウェールズに35-21で勝った一方、スコットランド戦は38-47、イングランド戦は24-31だった。得点を30点台まで伸ばせた試合がある反面、失点が30点を超えた試合も続く。
初戦の80分は、シリーズ全体の基準点をどちらが設定するかを決める。
オーストラリアは日本戦で35-32、56-17と連勝し、イタリアにも57-10で勝利した。アルゼンチンにとっては、相手の平均41点という出力を抑えながら、自らも30点台を再現するための試合運びが必要になる。
主将交代とバックロー6人の接点
オーストラリアの最大の編成変更は、ハリー・ウィルソンの休養に伴う主将交代である。アラン・アラアラトアが主将を務め、ウィルソンが担っていた8番にはロブ・バレティニが入る。先発バックローはトム・フーパー、フレイザー・マクライト、バレティニ。メンバー自体の置き換えだけでなく、主将を含む前方の意思決定と8番の配置が同時に変わる点に、この初戦の特徴がある。
対するアルゼンチンは、パブロ・マテラが主将として6番に入り、ベンハミン・グロンドナ、ホアキン・モロと先発バックローを構成する。マテラとバレティニの対面に近い競り合いは、両軍の前進機会を誰が連続して作るかという局面になる。両チームともバックローを固定したため、中央の接点では6人の交代前後まで続く競争が予想される。
アルゼンチンはシモン・ベニテス・クルスを9番、サンティアゴ・カレーラスを10番に据えた。オーストラリアは9番ライアン・ロナーガン、10番カーター・ゴードンの組み合わせで臨む。ジェイク・ゴードンがアキレス腱断裂と手術により2026年シーズン残りを欠場するなか、ロナーガンの先発と、ベンチのテイト・マクダーモットという構成は、前半から後半へテンポをどうつなぐかに直結する。
アルゼンチンの第2列はグイド・ペティとトマス・ラバニーニ。オーストラリアはジョシュ・カナム、ジェレミー・ウィリアムズを並べる。前方の並びでは、ゼイン・ノンゴールが負傷で遠征から外れ、マイルズ・アマトセロも出場停止の残り2試合により選ばれていないオーストラリアが、先発とベンチでどこまで80分の強度を保てるかを見たい。ジョセフ=アウクソ・スアリイはリザーブ入りしており、ハムストリングの張りで日本とのタウンズビル戦を欠場した後の起用となる。
30点台の攻防をどちらが先に作るか
数字だけを並べれば、オーストラリアは直近5試合の平均得失点差がプラス14.2点で、アルゼンチンのプラス0.6点を大きく上回る。平均失点でも3.2点少なく、同じように得点機会を得た場合にはオーストラリアが差を広げやすい構図だ。
ただしアルゼンチンはウェールズ戦で35点、スコットランド戦で38点を記録している。カレーラス、ベニテス・クルスの9・10番が序盤から得点機会を積み上げ、マテラを軸とする前方がバレティニ、マクライト、フーパーとの競争で押し返せれば、平均値の差は試合内で意味を失う。反対にオーストラリアが41点ペースの攻撃回数を早期に確保すれば、シリーズ初戦の流れはアウェー側へ傾く。
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