南アフリカ の次戦
イタリア 対 南アフリカ南アフリカ 対 ニュージーランド
グレイテスト・ライバルリー・ツアー オールブラックス 南アフリカ遠征 2026
終了この試合の核心
14分、ダミアン・デアレンデのトライで南アフリカが8—7と再逆転した瞬間が、最後まで戻らないリードの起点になった。3分に先制しながら7分に4点を追う展開から、南アフリカは43—28でニュージーランドを下し、4連戦を3勝1敗で終えた。後半は48分から52分、71分から76分に連続得点を作り、6トライ対4トライの差を15点差へ変換した。決勝点はデアレンデの最初のトライだった。
この試合の要点
リードを奪った得点
de Allendeのトライで 8–7 に
前半の最大リード
南アフリカ 10点差
レビュー本文
試合全体像
南アフリカは開始3分、サシャ・ファインバーグ=ムゴメズルのペナルティゴールで先行した。しかしニュージーランドは7分に先発2番のコーディー・テイラーがトライを奪い、ダミアン・マッケンジーのコンバージョンで3—7。試合の最初の主導権は一度、アウェー側へ渡った。
それでも南アフリカは14分のダミアン・デアレンデ、21分の先発9番モルネ・ファンデンベルフのトライで押し返した。ファインバーグ=ムゴメズルは前半にコンバージョンを2本決め、22分には17—7。36分に先発14番ウィル・ジョーダンのトライを許しても、前半終了時は17—14で前に立った。
後半の構図は、南アフリカが得点のまとまりを作り、ニュージーランドが追走するものだった。48分のデアレンデ、51分のピーター=ステフ・デュトイで29—14まで広げると、62分のイーサン・ブラッカダーのトライで29—21へ迫られても、71分のカートリー・アレンドセ、75分のベンチ入りキャメロン・ハネコムが連続トライ。南アフリカは後半26点、ニュージーランドは14点だった。
70分を過ぎても決着していなかった試合を、南アフリカは最後の10分で22点差まで引き離した。
79分にはベンチ入りのボーデン・バレットがトライを返したが、43—28の最終盤に意味を与えるには遅かった。南アフリカはグレイテスト・ライバルリーのシリーズを獲得した。
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得点推移
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この試合の核心
日本時間9月13日(日)6時、米国ボルティモアのM&Tバンク・スタジアムで行われる最終戦。南アフリカは直近2対戦を33-26、29-24で取り、シリーズを2勝1敗でリードする。ニュージーランドが勝てば2勝2敗となり、トロフィーは両国で半分ずつ保持される。70,000人超を収容する中立地で、シリーズの帰結を左右する条件は明快だ。
プレビュー本文
約3年ぶり、56キャップ目のテストとなるリッチー・モウンガの復帰は、2勝1敗でシリーズを先行する南アフリカに対し、直近2戦で計12点届かなかったニュージーランドの攻撃をどこまで変えられるか。
シリーズ決着と復帰する司令塔
最大の焦点は、2023年W杯決勝以来となるモウンガのテスト復帰である。約3年の空白を経て10番に入る彼が、直近2試合でいずれも南アフリカを30点台に乗せた試合の流れを変えられるか。南アフリカはチェスリン・コルビを前戦の顎骨折で欠くが、先発は2人の変更にとどめている。
数字が映す南アフリカの防御線とニュージーランドの上積み
直近5試合の平均得点は南アフリカが32.6点、ニュージーランドが34.8点。ニュージーランドは2.2点上回る一方、平均失点は南アフリカが22.2点、ニュージーランドが26.4点であり、南アフリカは4.2点少ない。両チームが30点前後を記録してきた局面で、南アフリカは相手の得点を抑えることで平均得失点差10.4点を作り、ニュージーランドは平均得失点差8.4点となっている。
直近5試合の戦績も、南アフリカは4勝1敗、ニュージーランドは3勝2敗である。ただし、この対戦の振れ幅は小さくない。8月22日はニュージーランドが33-16で17点差をつけた一方、以後の2試合は南アフリカが7点差、5点差で取り返した。ニュージーランドにとっては、得点を重ねるだけでなく、南アフリカに33点、29点を許した直近2戦の総失点をどう縮めるかが問われる。
南アフリカはオックス・ンチェ、マルコム・マークス、ウィルコ・ロウを前列に置き、エベン・エツベスとルアン・ノーチェを2列に並べる。さらにシヤ・コリシ、ピーターステフ・デュトイ、ヤスパー・ヴィーセまで、前戦に続くFWの骨格を維持した。BKではモルネ・ファンデンベルフとサシャ・ファインバーグ=ムンゴメズルが先発し、ダミアン・デアレンデ、ジェシー・クリエル、カート=リー・アレンゼ、ダミアン・ウィレムセも並ぶ。コルビ不在を単独の穴として扱うより、継続したFWと変更を抑えたBK配置が、前2戦の5点差、7点差を再現できるかを見るべきだ。
ニュージーランドはアーディー・サヴェア、ルーク・ジェイコブソン、クイン・トゥパエア、ファビアン・ホランドを欠く。そのなかでイーサン・デグルート、コーディー・テイラー、フレッチャー・ニューウェル、パトリック・トゥイプロトゥ、サム・ダリー、トゥポウ・ヴァアイ、イーサン・ブラッカダー、ピーター・ラカイがFW先発に入る。欠場者のいる編成でも、33-16で勝った試合のように先行できれば、南アフリカがシリーズを決めるために必要とする試合運びを崩せる。
10番対決と前列の80分
実名で追うべき対面は、南アフリカのファインバーグ=ムンゴメズルとニュージーランドのモウンガ、両10番である。前者は前戦から先発に残り、後者は約3年ぶりにテストの先発10番へ戻る。ニュージーランドはキャム・ロイガードを9番、ジョーディー・バレットを12番、ダミアン・マッケンジーを15番に置くため、モウンガは復帰戦でありながら複数の外側の選択肢と連動する。一方の南アフリカも、ファンデンベルフからファインバーグ=ムンゴメズルへ渡り、その外にデアレンデとクリエルを置く構図だ。
前列ではンチェ対デグルート、マークス対テイラー、ロウ対ニューウェルが同じ背番号で向き合う。とりわけテイラーは111キャップでニュージーランド主将を務め、ヴァアイは前戦で50キャップに到達した。南アフリカのFW継続性に対し、ニュージーランドがこの先発8人で試合の基準点をどこに定めるか。モウンガの復帰が決定打になるには、両10番へ届く前段のこの攻防で、ニュージーランドが直近2戦とは異なる土台を作る必要がある。
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