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日本 対 アメリカ

パシフィック・ネーションズカップ 2026 · 準決勝

終了

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63WIN–14

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USAアメリカ
Hanazono Rugby Stadium, Higashiōsaka

この試合の核心

2分、先発の廣瀬 雄也が先制トライを置いた瞬間から、日本は一度もリードを譲らなかった。パシフィック・ネーションズカップの日本は、序盤15分で4トライ28点を積み、アメリカの14点差までの追撃にも後半開始直後の連続得点で応答。最終的に63-14、9トライ対2トライで押し切った。前半の反撃を受けた直後に、攻撃の開始速度を再び上げたことが最大の分岐点だった。

Tryline 編集部無料部分で約2分レビュー

レビュー本文

日本はアメリカの反撃を許した直後、後半3分間で14点を重ねて試合の緊張を消した。

試合全体像

9月12日19時05分、東大阪市花園ラグビー場で行われた一戦は、日本が前半の爆発力と後半の管理をつないだ80分だった。日本は2分の廣瀬 雄也、5分のマイケル・ストルバーグ、9分のディラン・ライリー、16分の原田 衛によって28-0へ到達した。サム・グリーンはコンバージョンを9本決め、早い時間帯の4トライをすべて7点に変えた。

アメリカも24分に先発フッカーのシャイロ・クライン、34分に先発13番タビテ・ロペティがトライを記録。クリストファー・ヒルセンベックの2本のコンバージョンで、35分には28-14まで差を詰めた。この11分間の14点は、日本の連続得点をいったん止め、試合を前半終了時点で決着させない働きをした。

ただし、日本は後半に入ると失点を許さず35点を追加した。41分のソウジロウ・オツカ、42分のライリー、54分のジャック・コーネルセン、61分のリザーブ、エセイ・ハアンガナ、64分のグリーンがトライ。日本はトライを9本並べ、第2次エディー・ジョーンズ体制での最多得点を記録した。65分以降は双方無得点だったが、最大49点差まで広げた時間帯が、試合の力関係を端的に表している。

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この記事の根拠
ラインアップ確認済み

得点推移

034680'20'40'60'80'
日本アメリカ
すべての得点・カード
日本アメリカ
Hirose トライ2'
Greene コンバージョン3'
Stolberg トライ5'
Greene コンバージョン5'
Riley トライ9'
Greene コンバージョン9'
Harada トライ16'
Greene コンバージョン17'
24'Klein トライ
25'Hilsenbeck コンバージョン
34'Lopeti トライ
35'Hilsenbeck コンバージョン
Otsuka トライ41'
Riley トライ42'
Greene コンバージョン42'
Greene コンバージョン43'
Cornelsen トライ54'
Greene コンバージョン55'
Ha'angana トライ61'
Greene コンバージョン61'
Greene トライ64'
Greene コンバージョン65'
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この試合の核心

アメリカとの直近2戦を41-24、47-21で制した日本は、準決勝の舞台で、世界ランキングで2つ下のアメリカが神戸合宿を経て選んだ23人を相手に、その優位を再現できるか。

Tryline 編集部約3分プレビュー

プレビュー本文

花園で問われる連勝の再現性

2026年9月12日(土)19:05、日本は東大阪市花園ラグビー場でアメリカとパシフィック・ネーションズカップ準決勝を戦う。勝者は9月19日に秩父宮ラグビー場で、フィジー対カナダの勝者と決勝を争う。日本は直近戦でカナダを57-12で下し、アメリカとの過去2戦も2024年に41-24、2025年に47-21で連勝している。一方のアメリカは、直前にアメリカXVとしてアルゼンチンXVを25-24で破り、今夏のホーム開催ネーションズカップを無敗で終えた。最大の焦点は、日本が過去2戦で付けた17点差・26点差を、準決勝という異なる局面でも保てるかにある。

齋藤直人の統率とアメリカの復帰組

日本は齋藤直人をゲームキャプテンに据える。先発には伊藤龍之介、植田和磨、廣瀬雄也、ディラン・ライリー、イノケ・ブルア、サム・グリーンが並び、FWには大塚壮二郎、原田衛、竹内柊平、マイケル・ストーバーグ、ハリー・ホッキングス、ベン・ガンター、下川甲嗣、ジャック・コーネルセンが入る。35キャップのコーネルセン、44キャップのライリーを含む先発を、齋藤がどのようにまとめるかが日本の試合運びを左右する。

アメリカは31人で来日し、神戸での合宿を経て23人を選定した。先発には47キャップのルーベン・デ・ハース、個人的な事情による離脱から戻ったクリス・ヒルゼンベック、負傷から復帰したミッチ・ウィルソン、代表復帰のノア・ブラウンが名を連ねる。さらにタビテ・ロペティ、ドミニク・ベサグ、マーク・オキーフもBKで先発する。FWはペイトン・テレア=イラリオ、シャイロ・クライン、トンガ・コフェ、ジェイソン・ダム、ネイサン・デン・フート、マルノ・レデリンハウス、パディ・ライアン、マキーン・アリカーンの構成だ。

ベンチには25キャップのジョー・タウフェテエ、34キャップのルーク・カーティーが控え、サム・ゴラ、ベンジャミン・ボナッソも復帰する。日本にとっては齋藤を軸にした先発の80分間の設計と、アメリカがリザーブ投入後に増す選択肢への対応が、過去2戦とは異なる比較点になる。

失点平均との差が示す試合の分岐

直近5試合の平均得点は日本が28.2点、アメリカが21.2点で、日本が7.0点上回る。ただし平均失点は日本が36.2点、アメリカが41.2点で、ともに30点を超える。先に得点を重ねるだけでは、試合の主導権を固定しにくい数値である。

日本はカナダ戦の57得点を今回の基準にするのではなく、直近対戦で許したアメリカの21点をどこまで抑えられるかを見たい。アメリカは2025年の21-47から、先発復帰組と経験あるリザーブを用いて得点の上積みを作れるか。決勝進出を決める80分は、両軍が相手に連続した得点機会を与えない時間帯をどれだけ長くできるかで輪郭が決まる。

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