フィジー の次戦
フランス 対 フィジーフィジー 対 日本
パシフィック・ネーションズカップ 2026 · 決勝
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この試合の核心
72分、途中投入候補だったサミソニ・トゥアがトライを奪い、日本がフィジーを15-20で振り切った。65分に15-15へ追いつかれながら、後半は日本が10点、フィジーが3点。トライ数も日本が3本、フィジーが2本だった。原田 衛、ベン・ガンター、トゥアが得点を分け合い、守備で試合をつなぎ切った日本は、パシフィック・ネーションズカップ通算4回目、2019年以来7年ぶりの優勝を成し遂げ、フィジーの3連覇を止めた。
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試合全体像
日本は7分、サム・グリーンのペナルティゴールで先行した。しかしフィジーは11分、ヴィリミ・ヴァカタワのトライとカレブ・ムンツのコンバージョンで7-3へひっくり返す。日本は22分に原田 衛がトライを返し、23分にはグリーンがコンバージョンを決めて7-10と再逆転したが、26分にテヴィタ・イカニヴェレがトライ。前半はフィジーが12-10で折り返した。
26分から59分までは得点が止まった。この33分間は、点を積み上げる攻撃戦というより、次の1得点が試合の向きを定める局面だった。日本は直近5試合で平均36.8点を挙げていた一方、この日は最終的に20点にとどまった。それでも、直近5試合で平均41.4点を失っていたフィジーを15点に封じた意味は大きい。エディー・ジョーンズHCも、セットプレーの強さと守備内容を評価する一方、ボール保持の精度には改善の余地があると整理した。
先発の齋藤 直人、竹内 柊平、下川 甲嗣らを軸に、日本はリードを何度も失いながら試合から外れなかった。フィジーもペニ・ラヴァイ、メサケ・ドゲ、テモ・マヤナヴァヌアら先発フォワード陣を並べ、前半に2トライを得た。しかし後半の得点はアイザイア・アームストロング=ラヴラのペナルティゴールだけ。日本は3本目のトライを終盤まで残し、5点差を守り切った。
15-15からの7分間で、日本は同点を優勝へ変えた。
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得点推移
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この試合の核心
フィジーは負傷したカラヴェティ・ラヴォウヴォウに代えて12番トゥイドラキ・サムサムヴォドレ、13番ヴィリミ・ヴァカタワを先発させる新たな中盤で、直近5試合平均36.8点の日本の攻撃を抑え込めるか。
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2019年以来の優勝を狙う日本、3連覇が懸かるフィジー
9月19日(土)19時05分、日本とフィジーがパシフィック・ネーションズカップ決勝で向き合う。日本は準決勝でアメリカを63-14、フィジーはカナダを45-29で退けた。日本にとっては2019年以来の大会制覇、フィジーには3大会連続の優勝が懸かる構図だ。直近5試合の勝率は両者とも0.4だが、日本は平均36.8得点、フィジーは27点。守備面では日本の平均失点31.8点に対し、フィジーは41.4点となっている。
昨年の両国対戦はフィジーが33-27で勝った。日本が先行した後、フィジーは25分間で5トライを重ね、終盤には日本が1スコア差まで詰め寄ったという展開だった。今回も試合の入りで日本が得点を積み、フィジーが一気の連続得点で流れを引き寄せる形になるかが、過去の決勝から読み取れる焦点である。
12番の新編成と9番・10番の判断速度
フィジーは中盤を組み替えた。負傷したカラヴェティ・ラヴォウヴォウに代わり、トゥイドラキ・サムサムヴォドレが12番、ヴィリミ・ヴァカタワが13番で先発する。この変更は、直近5試合で平均36.8点を挙げている日本を相手に、中央の守備と攻撃の接続を試合当日に整える作業でもある。日本の先発12番は廣瀬 雄也であり、サムサムヴォドレとの12番同士の局面は、中盤でどちらが前進を許さず、次の局面を有利に組み立てられるかを左右する。
フィジーは前戦で8番だったイソア・トゥワイをリザーブへ回し、エリア・カナカイヴァタを8番に起用した。さらにカレブ・マンツが10番に入り、イサイア・アームストロング=ラヴラは15番へ移る。9番フランク・ロマニからマンツへ渡る最初の配球と、15番アームストロング=ラヴラが後方から関与する位置関係は、フィジーがどこで攻撃を始めるかを見定める材料になる。
日本もアメリカ戦から先発を3人変更した。ファウルア・マキシが8番、ジャック・コーネルセンが4番、長田智希が11番で先発する。大勝した準決勝の並びをそのまま固定せず、決勝用に前方と外側の人員を入れ替えた選択だ。9番の齋藤 直人と10番のリュウノスケ・イトウは、ロマニとマンツの9番・10番に対し、序盤からどの位置でテンポを作るかを問われる。
フィジーのベンチにはヴィリケサ・ナイラウとアイザック・ラトゥイマタヴキ=ニープケンズが入り、出場すれば初キャップとなる。後半に投入されれば、決勝の緊張度が高い時間帯でフィジーの構成に新しい変数が加わる。
平均得失点差と「1スコア」の記憶
日本の直近5試合平均得点はフィジーを9.8点上回り、平均失点は9.6点少ない。数字だけを並べれば、日本が継続的に得点しながら失点を抑える展開に持ち込みたい。一方のフィジーは、カナダ戦で45点を記録して決勝へ進んだ攻撃を、守備の負荷を増やさずに再現できるかが課題になる。
昨年の6点差は、試合の一連の流れを握っても最後まで安全圏には入れないことを示している。
前回決勝ではフィジーが一時退場者を2人出しながら、終盤の日本の反撃をしのいだ。今回は日本が63点、フィジーが45点を挙げた準決勝の直後に行われる。80分を通じて一方が連続得点の時間を作った時、相手が次の得点をどこまで早く返せるか。その応酬が、優勝の行方を決める。
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