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カナダ 対 アメリカ

パシフィック・ネーションズカップ 2026 · 3位決定戦

終了

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CANカナダ

19WIN–16

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USAアメリカ
Chichibunomiya Rugby Stadium, Tokyo

この試合の核心

59分、ジェシー・キルゴアがカナダを再び前へ出すトライを奪い、アメリカに傾いた主導権をひっくり返した。カナダは12点差の先行から43分に逆転を許したが、19-16で逃げ切った。最大のポイントは、アメリカがルーク・カーティのペナルティゴール3本で追い詰める一方、カナダは3トライを積み上げ、最後のリード交代をトライで完結させたことにある。

Tryline 編集部無料部分で約2分レビュー

レビュー本文

試合全体像

カナダは10分にベン・ルサージュ、17分にメイソン・フレッシュがトライを挙げ、開始17分で12-0まで差を広げた。タコダ・マクマリンは11分にコンバージョンを決め、早い時間帯の得点列を7点、12点へと確定させた。だが、アメリカも22分にファカオシ・ピフェレティがトライを返し、ルーク・カーティのコンバージョンで12-7。39分のペナルティゴールで前半を12-10とし、差を2点に縮めて折り返した。

後半は43分、カーティのこの日2本目のペナルティゴールでアメリカが12-13と逆転した。カナダは先行した試合で初めて追う側になったが、59分に9番先発のキルゴアがトライを決め、マクマリンのコンバージョンと合わせて19-13へ戻した。72分にはカーティが3本目のペナルティゴールを沈め、19-16。残り時間で3点差となったが、アメリカは再逆転の得点を作れなかった。

直近5試合でカナダは平均21.2点、平均失点40.8点、アメリカは平均19.8点、平均失点44.4点だった。この試合では両軍の失点が大きく下がり、得点局面をどちらがトライで終えられるかが差になった。カナダはトライ3本、アメリカは1本。キックで差を詰めるアメリカに対し、カナダが59分のトライで最終的な優位を取り戻した。

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この記事の根拠
ラインアップ確認済み

得点推移

013250'20'40'60'80'
カナダアメリカ
すべての得点・カード
カナダアメリカ
LeSage トライ10'
McMullin コンバージョン11'
Flesch トライ17'
22'Pifeleti トライ
23'Carty コンバージョン
39'Carty ペナルティゴール
43'Carty ペナルティゴール
Kilgour トライ59'
McMullin コンバージョン60'
72'Carty ペナルティゴール
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この試合の核心

初キャップ予定のキャッシュ・マルイアを12番で先発させるアメリカは、直近対戦で34-20と勝ったカナダの速い再循環と密集戦を、再編した中盤で止められるか? カナダは直近5試合平均40.8失点、アメリカも44.4失点である。

Tryline 編集部約4分プレビュー

プレビュー本文

直近の大敗から、北米対決の主導権を取り戻す

9月19日(土)16:00 JST、秩父宮ラグビー場で行われるパシフィック・ネーションズカップのカナダ対アメリカは、両軍が前戦の失点をどう修正するかが見どころになる。カナダはフィジー戦で29-45、アメリカは日本戦で14-63と敗れた。直近5試合ではカナダが5連敗、アメリカは2勝3敗。ただし昨年8月の直接対決はカナダが34-20で制しており、短期的な結果だけでは両軍の距離を測れない。

失点平均が40点を超える両軍にとって、最初の得点機会を単発で終わらせず、連続した局面へ変えられるかが試合の輪郭を決める。

カナダの直近5試合平均は21.2得点、40.8失点、得失点差はマイナス19.6。アメリカは19.8得点、44.4失点、マイナス24.6である。双方とも守備の耐久だけに試合を委ねにくく、敵陣で得た局面を継続してスコアへ結び付ける必要がある。

再循環、ラインアウト、9番から10番へ渡る最初の判断

昨年のカナダの対アメリカ戦では、速い再循環を伴うフェーズ攻撃、機能したラインアウト、まとまりのあるフォワード陣、そしてピック&ゴーが試合の基盤となった。34-20という結果を今回へそのまま持ち込めるわけではないが、カナダがアメリカに対してどの地点で優位を築いたかは明確だ。密集周辺で前進し、次の球を早く出し続けることで、防御線を一度の突破ではなく複数の局面で後退させた。

今回のカナダは、前戦から2番をフォスター・デウィット、9番をジェシー・キルゴアへ変更し、10番にはクーパー・コーツを置く。デウィットの先発起用は、ラインアウトと密集戦を前戦から組み替える選択であり、キルゴアとコーツは、その供給をどの方向へ使うかを決める組み合わせになる。カナダは直近5試合で平均21.2得点にとどまる一方、フィジー戦では29点を記録した。ボールを保持した局面で得点まで届く形を、80分間でどれだけ繰り返せるかが問われる。

アメリカは9番にルーベン・デハース、10番にルーク・カーティーを先発させる。前戦で先発したクリストファー・ヒルゼンベックはリザーブに回り、カーティーが攻撃開始と陣地選択を担う。ファカオシ・ピフェレティ、ランス・ウィリアムズ、ジュリアン・ロバーツも先発に入り、アメリカは前戦から各ポジションの役割を明瞭にして臨む。

両軍の平均失点はカナダ40.8、アメリカ44.4で差は3.6点にとどまる。一方で平均得失点差はカナダがマイナス19.6、アメリカがマイナス24.6だ。先に失点した側が追走を急ぐ展開ではなく、最初の敵陣局面でボールを継続し、相手に守備回数を重ねさせた側が試合の流れを握る。カナダが昨年見せたピック&ゴーと再循環を再現するのか、アメリカの9番から10番がその圧力を外側へ逃がすのか。戦術の分岐点は、華やかな単発プレーではなく、密集後の最初の判断にある。

初キャップの12番と、経験を背負うカナダ主将

最も具体的なマッチアップは、カナダの先発9番ジェシー・キルゴアと、アメリカの先発9番ルーベン・デハースである。両者が最初の再循環でテンポを上げるのか、10番へ渡して攻撃地点を変えるのかによって、フォワード戦の意味が変わる。10番ではクーパー・コーツとルーク・カーティーが向き合い、カナダの継続攻撃とアメリカの陣地選択をつなぐ役割を担う。

アメリカの12番キャッシュ・マルイアは、この試合で初キャップを得る予定で、ドミニク・ベサグは13番へ移る。初出場の12番を含む中盤が、カナダの連続フェーズをどこで止め、どこから攻撃へ転じるかは最大の焦点だ。カナダではイーサン・フライヤーが、2024年のチリ戦で頭蓋骨骨折を負って以来初めて先発する。さらに主将ルーカス・ランボールは70キャップ目で男子代表歴代4位タイに並び、コーツは25キャップ目を迎える。経験、復帰、初出場が交わる北米対決となる。

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