日本 の次戦
日本 対 フィジー日本 対 カナダ
リポビタンDチャレンジカップ2026
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確認日: 9/4
この試合の核心
5分、岡部 崇人のトライで先制した日本が、一度もリードを明け渡さずカナダを57-12で退けた。19分に12-7まで迫られても、22分から58分までに31点を積み上げ、後半は33-5と突き放した。9トライを奪った攻撃の量だけでなく、58分に相手自陣深くのラインアウトのオーバースローをハリー・ホッキングスが拾った場面が、差を決定的に広げた。
レビュー本文
日本はテストマッチ4連敗を止め、カナダ戦の連勝を7へ伸ばした。
試合全体像
Lipovitan-D Challenge Cup 2026で行われたカナダ戦は、2026年9月5日14時50分、日本時間でデンカビッグスワンスタジアムにて開催された。順位表は設けられていないが、日本にとってはテストマッチ4連敗から抜け出す機会であり、カナダ戦では通算20勝4分け10敗、7連勝へ進む結果となった。
日本は5分に岡部 崇人が先制トライを挙げ、15分には原田 衛が追加点をもたらした。松永 拓朗のコンバージョンで12-0とした直後、カナダは19分にタコダ・マクマリンがトライとコンバージョンを決め、12-7まで詰め寄る。ここで日本は後退せず、22分のベン・ガンター、27分の廣瀬 雄也のトライで再び間隔を広げた。松永 拓朗も27分にゴールを決め、前半は日本24-カナダ7で折り返した。
後半の出だしは日本が支配した。41分に原田 衛がこの日2本目のトライを決め、42分には下川 甲嗣も続く。松永 拓朗が42分、43分にコンバージョンを重ね、スコアは38-7となった。58分にはハリー・ホッキングスが相手ラインアウトのオーバースローを得点へ変えた。カナダは60分にベン・ルサージュがトライを返したが、日本は77分に稲場 巧、80分にティエナン・コストリーが仕留め、サム・グリーンの2本のコンバージョンを加えて57-12とした。
日本の優位は、先制後に得点の連鎖を途切れさせなかった点にある。5分から16分までに12点、22分から58分までに31点、77分から81分までに14点を記録し、カナダが点差を縮めた直後にも次のトライで応答した。カナダは2トライを挙げたものの、19分の7点以降は日本の連続得点を止め切れず、60分の反撃も試合の構図を変えるには至らなかった。日本はトライで45点、コンバージョンで12点を得ており、トライを得点の中心に据えた80分間だった。
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この試合の核心
齋藤 直人が主将として率い、直近のオーストラリア戦から先発5人を替え、ワーナー・ディアンズを登録外とした日本は、2025年8月のカナダ戦で記録した57-15の差を再現できる構成を80分間で示せるか。
プレビュー本文
前回42点差と直近5試合の失点平均をどう扱うか
9月5日(土)14時50分、デンカビッグスワンスタジアムで行われる日本対カナダは、直近対戦の結果だけでは測れない再編途上のテストマッチだ。日本は2025年8月にカナダを57-15で下し、42点差をつけた。しかし日本の直近5試合は1勝4敗で、平均22.2得点に対して平均35.8失点。オーストラリアとの2連戦でも32-35、17-56と失点が積み上がった。
カナダも直近5試合は5敗で、平均19.8得点、40失点。ポルトガル戦は27-33、ジョージア戦は17-38、ルーマニア戦は21-31と、20点前後を得ながら相手に30点以上を許した試合が続く。前回の57失点を単に過去の記録として切り離せない理由はここにある。
両軍とも直近5試合では失点平均が得点平均を上回る。したがって焦点は、長い攻撃回数そのものではなく、相手陣で得た局面を何点に変えるか、そして失点後に連続してスコアを許さない運びを作れるかに置かれる。日本が前回対戦の得点差を尺度に試合を進めるなら、先にリードを築いた後の守備局面で40分ずつの試合を区切る必要がある。
齋藤 直人の主将起用と変更された日本の先発構成
日本はオーストラリア戦から先発を5人変更し、齋藤 直人をスクラムハーフ兼主将に据えた。ワーナー・ディアンズは休養で試合登録23人から外れ、ジャック・コーネルセンが第2列へ入り、下川 甲嗣はオープンサイドフランカーで先発する。直近5試合で平均35.8失点を記録したチームにとって、変更の成否は個々の新鮮さではなく、セットプレー後と切り替え局面で意思決定をそろえられるかに表れる。
日本の先発フォワードは岡部 崇人、原田 衛、竹内 柊平、ジャック・コーネルセン、ハリー・ホッキングス、ベン・ガンター、下川 甲嗣、ファウルア・マキシ。対するカナダはサム・ミラー、フォスター・デウィット、カイル・スティーブス、ダーラ・ドイル、イザック・ケリー、メイソン・フレッシュ、シオン・パリー、ルーカス・ランボールが先発する。日本は変更を含む8人、カナダは明示された先発8人で最初の接点を作る。
齋藤 直人の役割は、フォワードの優勢を待つことだけではない。先発変更による連係の揺れを、テンポの選択と攻撃の方向づけで抑え、相手に立て直す時間を与えないことが求められる。日本の先発バックスにはリュウノスケ・イトウ、ハルト・キダ、廣瀬 雄也、ディラン・ライリー、イノケ・ブルア、松永 拓朗が並ぶ。カナダはジェシー・キルゴア、スペンサー・ジョーンズ、リアム・ジェームズ、ベン・ルセージ、アイザック・オルソン、カイル・トレンブレイ、タコダ・マクマリンを先発バックスに置く。
特に日本は、オーストラリア戦で17-56となった直近試合の後に、いかに序盤のスコア経過を変えるかが問われる。カナダは直近5試合で0勝ながら、ポルトガル戦では27点、トンガ戦では24点を挙げている。日本が先に得点しても、ゲームを緩めれば相手に得点機会を渡す材料はある。前回の42点差を再現する条件は、攻撃の華やかさより、リード時に試合の速度と陣地を管理する齋藤 直人の判断にある。
ブルアの初先発とベンチが持つ後半の選択肢
個人に目を向ければ、ウイングで日本初先発となるイノケ・ブルアが最大の見どころだ。ブルアは2026年のリーグワン優勝シーズンに15トライを記録しており、今回は先発バックスの一角として80分の試合に入る。初先発の評価はトライの有無だけで決まらない。齋藤 直人、廣瀬 雄也、ディラン・ライリー、松永 拓朗を含む外側の並びのなかで、どの局面に現れ、得点機会を完結させられるかが焦点となる。
カナダの外側にはベン・ルセージ、アイザック・オルソン、カイル・トレンブレイらが配置される。日本はブルアの初先発を単独の突破役として使うのではなく、複数のバックスが関与する局面でボールを渡せるかが試される。直近対戦で57点を得た経験はあるが、現在の日本は先発5人を替えた別の組み合わせである。
後半にはタクミ・イナバがリザーブに入り、初キャップ獲得の可能性を持つ。1キャップのエセイ・ハーンガナ、ティエンナン・コストリーも交代要員に名を連ねた。日本が序盤にリードを築いた場合でも、この交代局面で試合の構造を保てるかが、前回のように差を広げるための条件になる。
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