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日本 カナダ

リポビタンDチャレンジカップ2026

キックオフ予定

VS

カナダCAN
デンカビッグスワンスタジアム

この試合の核心

9月5日(土)14時50分、デンカビッグスワンスタジアムで行われる日本対カナダは、前回対戦で日本が57対15とした構図を、現在の両軍がどう塗り替えるかを見る試合になる。日本は直近5試合で1勝4敗、平均22.2得点、平均35.8失点。カナダは同5試合で5敗、平均19.8得点、平均40失点である。平均得点の差は2.4点にすぎない一方、両軍とも平均35点を超えて失っている。序盤の得点交換で差が開かなくとも、守備の連続局面で対応を失った側は失点差を広げやすい。日本には前回の42点差を出発点ではなく、80分間の内容で再構築する視点が求められる。

Tryline 編集部4分で読めるプレビュー

プレビュー本文

前回のカナダ戦で後半に2トライを挙げた石田 吉平と、80分間主将を務めたワーナー・ディアンズを選考できない日本は、直近対戦の57対15を再現する攻撃の厚みを示せるか。

57対15の記憶と直近成績の落差

後半6トライを生んだ連続性を作り直せるか

前回のパシフィック・ネーションズカップで、日本は早い時間帯に先制した後、カナダにトライとペナルティゴールを許して同点へ戻された。それでも前半終了前にワーナー・ディアンズがトライを挙げて再び前に出ると、後半には6トライを重ねた。石田 吉平はそのうち2トライを記録している。試合を一度均衡に戻された局面から、前半内に主導権を取り返し、後半の連続得点へつないだ流れこそが、日本にとって参照すべき内容だ。

ただし今回は、ワーナー・ディアンズ、マイケル・リーチ、李 承信、石田 吉平がコンディションまたは負傷面の考慮によりキャンプの選考対象外となっている。前回80分間主将を務めたワーナー・ディアンズと、後半の複数トライに関与した石田 吉平がいないことは、単に個人の入れ替えではない。前回の後半に得点を積み上げたチームの継続性を、別の23人で作る作業になる。

日本は齋藤 直人を主将に据え、岡部 崇人、原田 衛、竹内 柊平、ジャック・コーネルセン、ハリー・ホッキングス、ベン・ガンター、下川 甲嗣、ファウルア・マキシ、龍之介・伊藤、ハルト・キダ、廣瀬 雄也、ディラン・ライリー、イノケ・ブルア、松永 拓朗を先発に並べた。リザーブには佐藤 健次、宗次郎・大塚、タクミ・イナバ、マイケル・ストルバーグ、エセイ・ハーンガナ、ティエナン・コストリー、ケンタ・フクダ、サム・グリーンが入る。

カナダの側から見れば、前回は日本の先制後に同点まで持ち込んだ事実がある。日本の直近5試合平均失点は35.8点、カナダは40点であり、守備の安定だけを前提に試合を組み立てられる数値ではない。日本が前回のように前半終了前にリードを奪い返せるか、それともカナダが同点に追いついた局面を長く維持できるか。前半の得点経過は、後半のスペースと交代選手の使われ方を左右する。

齋藤 直人の主将起用とディラン・ライリーの経験値

最も具体的な視点は、齋藤 直人が主将としてどう試合の温度を整えるかにある。日本は直近5試合で平均得失点差マイナス13.6、カナダはマイナス20.2。どちらも試合中の失点局面を抱えてきたため、リード時にも次の局面を切らさない判断が問われる。齋藤 直人の周囲には、登録23人で最多となる43キャップのディラン・ライリーがいる。経験値を持つ選手と主将が、前回のようにカナダが得点を返した直後の時間帯をどう扱うかが焦点となる。

日本の先発には下川 甲嗣、廣瀬 雄也、松永 拓朗も名を連ねる。リザーブを含めた23人で、石田 吉平とワーナー・ディアンズ不在の影響を分担できれば、前回の後半6トライとは異なる形でも得点の連続性を作れる。カナダは直近5試合で勝利がないが、前回対戦では一度同点に追いついた。日本にとっては、開始直後の優位ではなく、追い上げを受けた後に試合を再び動かす局面が最大の検証点となる。

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